5年以上前の話なので、
ぼんやりとした記憶なのだが、
フランス留学中、クリスマスにもかかわらず
ルームメイトや日本人の友達がいなかった自分を
驚きと慈しみの目で、
そう、まるで
マッチ売りの少女を見るような目で
オランダ出身の
大家さんが
ディナーに招待してくれたのだ。日本でのクリスマスは、小学校までで、
そのときは、たいがい正月に向けて臨戦態勢だった
我が家では、
その時期、限定のケーキが出るんだぜ?くらいにしか考えてなかった。
なので、クリスマスパーティーに呼ばれたら
何をすればいいんだ!と悩んだが、それよりも
「他人の家族の輪に、いきなり
外国人が入ってもいいものなのか?」
と冷静に考えると、大変な状況だと気付いた。
手ぶらはヤバイので、一応2000円くらいのチョコレート
※チョコレートは万能プレゼントだ!!(・∀・)を買って駆けつけると、早速暖炉の横にプレゼントが並べられた。
(;´∀`) 「よ、よし・・・予定通りだ。焦るな自分・・・」
シルバニアファミリーのような調度品に囲まれたリビングの
ソファーに、まずは遠慮がちに座る。
待っていると、どんどん知らない人がやってくる
(;´∀`)
(;・∀・)
(;;;;・∀・)
(;;;;;;;;;・∀・;)
1分を60秒と決めたやつらが憎いほど
気まずい待ち時間だった。
次回に続く・・・
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